アメリカ農業のアキレス腱 4
サクラメント・バリー最北部の、飛行機をもった農場の場合は12ドル、その他の場合が14ドル、アクアダクト(運河)に沿っているファイアーボウのあたりは100ドルです。
こんなに差があること自体が水不足の証明ともいえ、これでは、水料金の高いところでは、よほど付加価値の高い銘柄米を安定的に生産できなければ、コメは作れないでしょう。
ファイアーボウよりはサクラメント川に近い農場では、45ドルだそうです。
この高料金は、同農場が全米ナンバーワン評価の「国宝ローズ」を、いくら栽培が難しくても、多少収量が低くても、付加価値を求めて作らなければならない理由の1つなのでしょう。
こんな水事情なら、川の水に頼らずボーリングして地下水を利用したら?とみんな1度は考えるでしょう。
実際、カリフォルニアの各地で野菜の栽培用にボーリング水が使われています。
しかし、これは野菜だから可能なのであって、その10倍もの水量を要するコメには無理なことが調べるとすぐわかります。