アメリカ農業のアキレス腱 3
T氏は手当てが功を奏し自主減反を免れましたが、多くの人は種がなく、かなりの自主減反を強いられたのです。
生産者がいっぱい食わされた格好でした。
91~93年はどうだったのでしょう。
91、92年は50%カット、93年は100%供給でした。
T氏が入植する前、88、87年も30%カットでしたし、恒常的な水不足を心配する声が強かったのです。
では、その水のコストはいくらぐらいなのでしょうか?
カリフォルニアのコメ生産者の45%を抱え、サクラメントに事務所をおく農業者コメ協同組合の話では、場所と管理者(連邦政府、州政府、民間の水会社)によって水料金は違うということ。
1エーカーあたり安いところで12ドル、高いところで120ドル、平均35~45ドルだといいます。
その差の要因は水源からの距離で、サクラメント川の上流ほど安く、下流にいくにつれて高くなります。